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ざっくり読んでみた②NEJM2番目の中国論文

これは世界最高峰の医学誌と言われる
NEJM(ニューイングランドジャーナルオブメディシン)
に掲載の中国CDCによるコロナ分離論文👇

【中国における肺炎患者からの新型コロナウイルス、2019】


【掲載日2020/01/24で、そこだけ見ると最初の論文となりますが、2番目として見る理由】
もうひとつの上海復旦大学ネイチャー論文は掲載日2020/02/03ですが、ネイチャーへの提出日が2020/01/07(10日論文と呼ばれる所以)で、NEJMがこれより早いとは考えられないので復旦大学ネイチャー論文が最初だと考えてよいと思います(研究対象の患者は12/26入院)。コロナが始まった当時も議論の対象はネイチャーの方でした。
決定的なのは
ネイチャー論文のゲノムを元にワクチンが作られたこと
感染研「分離に成功HP」にネイチャー論文のゲノムを「最初に発表されたウイルスの遺伝子配列」と記載
※中国CDC論文のNEJMへの提出日は不明(中国CDC研究チームは2019年12月31日、武漢入りしたとあります)
※実際にどちらが先かは問題ではなく、両方コロナ前に予め書かれてあったものと見てよいと思います。


「コロナの存在証明はこれだ!」として国内外のツイッター、時には公的機関までもがこれを引用します。
国立感染症研究所までもが自分たちの論文ではなく(?)これを存在証明としています。
理由は初めて患者からウイルス分離した論文」だからです。(重要)

そこで今回はこのNEJM・中国CDCコロナ分離論文をざっくり読んで問題点をまとめてみます。
なぜ2番目の論文初めての分離=発見=存在証明 になるのでしょうか。
普通最初の論文がそれなのではないでしょうか。

※ビル&メリンダ・ゲイツ財団から助成金を受け取って書かれたものです🤑


では論文の内容です。

①調べた「患者」が少なすぎる(3人)
論文中のResults(成果)Patients(患者)の項目にこうあります👇
Three adult patients presented with severe pneumonia and were admitted to a hospital in Wuhan on December 27, 2019. Patient 1 was a 49-year-old woman, Patient 2 was a 61-year-old man, and Patient 3 was a 32-year-old man.
成人患者3名が重症肺炎を呈し、2019年12月27日に武漢の病院に入院した。患者1は49歳女性、患者2は61歳男性、患者3は32歳男性であった。

調査対象がたったの3人では「コッホの原則」
1.ある一定の病気には一定の微生物が見出されること
を満たしているとは言えません。

(参考)モレル、コーワン、カウフマン:ウイルス分離についての声明
新しいウイルスを分離し、特徴を明らかにし、実証するための適切な方法は以下の通りである。まず、病気を特徴づけるのに十分に特異的な症状を持つ多くの人(例えば500人)からサンプル(血液、喀痰、分泌物)を採取する。


②ウイルス分離ではなく細胞培養
論文のIsolation of Virus(ウイルス分離)の項目に、これが細胞培養実験であることを表す語句があります👇
150 μl of supernatant from bronchoalveolar-lavage fluid samples was inoculated onto the apical surface of the cell cultures.
気管支肺胞洗浄液の上澄み液150μl(0.15ml)を細胞培養の頂膜表面に接種した。


細胞培養というと普通鼻水や喉の拭い液などを培養細胞に入れるものですが、ここでは何と肺胞洗浄液を入れています。こういうのは他では見たことがありません。
しかもそれをわずか0.15ml。
ウイルスは1万人分の鼻水からも見つからないとされているのに、
微量の洗浄液からウイルスが増殖したというのだから驚きですwww

真ん中のスプーンの100分の1です。よくわかりませんね💦


★ ★ ★

最初のネイチャー論文(上海復旦大学)はこの肺胞洗浄液0.20mlをそのままゲノム解析するという掟破りな方法を取っていました。
細胞培養なし=いわゆる「分離」をしていない、イレギュラーな論文です。
そのためネイチャー論文はウイルス学内部でさえ存在証明とみなされないのでしょう。

一方この中国CDC論文は普通の検体ではなく気管支肺胞洗浄液を培養細胞に接種するという、細胞培養としてはやはりイレギュラーな方法を取っています。

しかしそれでも一応「細胞培養である」=「分離をした」と見なされ、この2番目の論文がウイルス学内部で存在証明扱いになっているものと思われます。


感染研がこの論文を

「初めて患者からウイルス分離した論文」=「存在証明」

としているのはそういうことです。


★ ★ ★


The cells were monitored daily with light microscopy, for cytopathic effects
細胞は毎日光学顕微鏡で観察され、細胞変性効果を確認した。

細胞変性効果とは「細胞がウイルス増殖によって変質すること」ですが、何のウイルスによってそれが起きたのかは不明ということになります。
しかし論文ではそれを勝手に「コロナによるもの」と結論付けます。
実際には細胞の変質は加えた化学薬品の影響等によるものです。

Detection and Isolation of a Novel Coronavirus(新型コロナウイルスの検出と分離)の項目👇
Virus isolation from the clinical specimens was performed with human airway epithelial cells and Vero E6 and Huh-7 cell lines. The isolated virus was named 2019-nCoV.
臨床検体からのウイルス分離はヒト気道上皮細胞Vero E6細胞株およびHuh-7細胞株を用いて行った。分離されたウイルスは2019-nCoVと命名された。

★あまり語られないのですがこれも気になる点です★
この論文では3種類の細胞を使って分離(細胞培養)を行ったわけですが、ヒト気道上皮細胞のみでうまく行ったようです⇩
Cytopathic effects were observed 96 hours after inoculation on surface layers of human airway epithelial cells; a lack of cilium beating was seen with light microcopy in the center of the focus (Figure 2). No specific cytopathic effects were observed in the Vero E6 and Huh-7 cell lines until 6 days after inoculation.
ヒト気道上皮細胞の表層に接種後96時間で細胞変性効果が観察された;焦点の中心に繊毛の拍動の欠如が光学顕微鏡で観察された(図2)。Vero E6およびHuh-7細胞株(ヒト肝臓がん細胞)では、接種6日後まで特異的な細胞変性効果は観察されなかった。
✖Vero細胞🙈 〇ヒト気道上皮細胞 ✖Huh-7細胞

同時期(2020年1月)に行われた米CDCの実験では逆にVero細胞🐵(Vero E6、Vero CCL81)のみに細胞変性効果が認められたと報告されています。(Huh-7細胞他はほとんど又は全く反応なし)
〇Vero細胞🐵 ✖Huh-7細胞 ✖ヒト胎児腎細胞 ✖ヒト腺がん細胞

感染研はじめ他のほとんどの論文(オーストラリア、韓国など)はVero細胞🐵のみを用いて細胞変性効果を確認したというものです。
〇Vero細胞🐵

一方、中国で3番目に出された論文ではVero細胞🐵、Huh-7細胞の両方の細胞から「ウイルスが分離された」=細胞変性効果が観察された、としています。(この記事後半)かみ合いませんね…
〇Vero細胞🐵 〇Huh-7細胞

というわけでこの「存在証明論文」では何とVero細胞でコロナは増殖していないのです🙈💦

新型コロナの流行初期、KMバイオロジクスに入ったのが、新型コロナウイルスがVero細胞で増えやすいという情報でした。

これどうなるのでしょうか🙉💦

★参考:Resultsにこうあります。
The novel coronavirus was identified from all three patients. Two nearly full-length coronavirus sequences were obtained from bronchoalveolar-lavage fluid.
新型コロナウイルスは3人の患者全員から同定された。気管支肺胞洗浄液から2つのほぼ完全なコロナウイルス配列が得られた。
それぞれの検体🤧は個別に培養細胞🧫に入れられることがわかります。
1万人分の検体を集めても見つからないウイルスなのに1人分の検体から培養できる、不思議ですね。しかもこの場合、検体どころではなくそれを水で薄めた気管支肺胞洗浄液からなのです。

③「コッホの原則を満たしていない」と自ら書いてある
「この研究はコッホの原則を満たしていない」論文中で自らそう述べています。
項目、Discussion(議論)の5段目です👇

Although our study does not fulfill Koch’s postulates, our analyses provide evidence implicating 2019-nCoV in the Wuhan outbreak.
我々の研究はコッホの原則を満たしていないが、我々の分析は武漢のアウトブレイクに2019-nCoVが関与していることを示す証拠を提供している。

★参考:
それを知らないのか?感染研は市民からの問合せにこう答えています👇2021/04/22付

コッホの4原則を満たす必要はないとしながら、

この論文を「コッホの4原則を満たした論文」として回答。


別の方にも同じ回答をしています👇2022/07/19付

コッホの4原則 - wiki 
1.ある一定の病気には一定の微生物が見出されること
2.その微生物を分離できること
3.分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること
4.そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること

1.は3人しか調べていないのでダメです。(普通数百人が必要とされます)
2.本当の分離はしていません。
3,4.はやっていません。

つまり全く(ひとつも)満たしていないのです。


※最近海外の開示請求文ではちゃんとした分離さえしていれば(2.だけ満たせば)必ずしもコッホの4原則を満たさなくてもよいとしています。(それでも該当論文のないのがウイルス学)

しかし感染研はどういうつもりでこの「満たしていない」と自ら記載してある論文を「満たしている」として出したのでしょうか?


★2024/03/05追記

開示請求する市民側ではなく、ウイルス学の側が最近「ウイルスはコッホの原則を満たす必要はない」と言っているわけですが、実際それでよいのでしょうか?

マーク・ベイリー著、リーシャさん訳『ウイルス学との訣別』p.7に面白い記述があります。


2003年にはWHOはこう言っていたのです👇

「病原体はコッホの原則をすべて満たさなければならない」

この記事は2021年に削除。

つまりコロナが始まってから設定が変更されたようなのです。

上で感染研が「コッホの4原則を満たすことは稀」と答えたのが2021/04なので合ってますね💦

追記終わり★


④ウイルスの写真がウソ

これはこの論文に疑問を持ったドイツ人ジャーナリストが執筆者の一人に問い合わせたメールです。

論文の主任執筆者は回答の中で ウイルスの純粋化(分離)はしていない と正直に三度言っています。特にメールの一番下👇

>画像3Aは沈降したウイルス粒子の画像であり、純粋化されたものではありません


画像3A、それは論文に掲載の「コロナの電子顕微鏡写真」👇

早い話、この写真はウソだと告白しているのです。

世界最高峰の科学雑誌の論文にウソの写真が載っていてそれがコロナの存在証明になっていたとは…

※「沈降したウイルス粒子」がウイルスなのかもわかりません。


この件は崎谷先生の「ウイルスは存在しない」でも取り上げられています👇

崎谷先生は「沈降したウイルス粒子」を単に「沈降物」と訳しています。そういうことなのです。


ツイッターではこのNEJM論文はコロナの存在を証明する切り札のように使われていたのですが、こういった問題点が指摘されるにつれ最近は出す人も少なくなりました。


このNEJM論文について大橋眞教授の分析👇

Nature(Wu.et al.579. 265)とは最初に出たネイチャー上海復旦大学論文のことです。

ネイチャー論文、NEJM論文共に2020年1月というありえない早い時期の提出。

似たような内容の論文が2つの機関からほぼ同時に提出されていることに対し教授は疑問を呈しています。


purplepearl@purplep76858690

ステファノ・スコリオ博士(イタリア / 微生物学 / 自然療法 / 2018年ノーベル医学生理学賞候補)
映画"The Viral Delusion2"(ウイルス妄想)にも出演
これは第5話:「ウイルスなしの配列決定」の抜粋
素晴らしいドキュメンタリー映画です。英語が分かる方は是非ご覧下さい↓
https://paradigmshift.uscreen.io/


「分離した」と言いながら実は何も分離していなかったこのNEJM論文。

その「分離」は細胞培養でした🧫(しかもイレギュラーな方法)

最初の論文(ネイチャー)はそれさえやっていません。

それでこの2番目の論文がウイルス学の世界では「最初の分離論文」として存在証明扱いとなるのですが、結局は何も分離していなかったのです。






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