ｲﾝﾌﾙﾜｸﾁﾝは犬ﾌﾙﾜｸﾁﾝ🐕厚労省発表の流行型とは

2024/03/20 23:00

「インフルは毎年流行の型を予想して、そのウイルスを卵で培養してワクチンに入れる」
そんなふうに漠然と聞かされていますよね。

①その年の流行りの型はいつ誰が予想するのでしょうか？
②卵に入れる「ウイルス」はどこから持って来るのでしょうか？

②はこういう素朴な疑問です（インフルワクチンの作り方説明図より）

今回はそれがかなりはっきりしてきたのでお知らせします。

疑問①「流行」の予想は誰が？　普通は製薬会社だろうと思うのではないでしょうか？
この文書👇が以前から知られていたので、予想するのは厚労省だろうと思っていました。
まず毎年4月に厚労省がその年のワクチンに入れる型、つまり流行予想を発表。
2023年の例👇

その決定理由の詳細な記録などがあり👇
【令和 5 年度インフルエンザワクチン用製造株とその推奨理由】
厚労省がそれなりに考えて予想したのだろうと思っていたのですが…
※HAワクチンとは？（一番下の参考２👇）

実際には2月のWHOの決定の受け売りでした🐵💦

WHO　2023/02/24
【本年度インフルワクチン用おすすめウイルス4選】

厚労省はWHOの意見を参考にしたようなことを書いていますが、全く同じ中身です。
WHOがその年の「秋冬流行型」を2月に世界に向け発表し、それを厚労省が4月に国内に向けて。
じゃWHOはどうやって決めてるんだ？というのがありますが、おそらく適当でしょう🐵

最新2024年秋冬版👇　WHO2024/2/23発表
2番目にタイ株初登場です。

プーケット株（山形系統）が今回下に分けて記載されているのは、こういう事情でとりあえず入れなくてよくなったということのようです👇
インフルＢ型「山形系統」コロナ禍で消滅か、米で３価ワクチンに切り替え - CNN.co.jp
※「消滅」っていうかどれも元々ないんですけど…何の事情でこんな物語が出て来るのでしょうか。

※WHOはその半年後には南半球向けを発表。
「さ～て今秋のインフルは？」年に2度の世界的ビッグイベントです。

★2024/04/27追記
厚労省から日本の2024秋冬版が発表になっています。　こちら
今回は厚労省の意向も加わっているようです（詳細はこのページ最下部）

疑問②卵に入れるインフルウイルス（〇〇株）はどうやって確保するのでしょうか。
（昔は世界各地で網でも振り回して捕るのかと思ってました…💦）
※株の名前はウイルスが採取された地名です。

今ではわかります、それらは「ウイルス販売会社」から買うのだと。
しかしおなじみの販売サイト米ATCC、米BEI、欧州EVAなどには今回のWHOの指定通りのウイルスは見つかりません。

ところがここに全部ピッタリ同じのがありました👇
イギリスMHRA（英医薬品・医療製品規制庁）傘下の企業、NIBSCです。
※画像は厚労省やWHOが最初に挙げているIVR-238 (A/Victoria/4897/2022 (H1N1)ですが、4つ全部あります。

【NIBSC】
WHO国際標準と標準物質の世界的な製造・販売業者（標準物質の95％以上を供給）。

※世界中の製薬会社がここからインフルワクチンの「元ウイルス」を買うのだとしたら、これは毎年大変な売り上げでしょうね…
「今年の流行」に選ばれたウイルスの作成者も儲かるのでしょうか？

おそらく日本の製薬会社もこういったところから厚労省指定の「ウイルス」を買うのでしょう。
そしてそれを卵で「培養」してワクチンに入れるのです。

さてインフルウイルスを売っているのはわかりました。
では次の疑問です。

それはどうやって作るのでしょうか。
この「ビクトリア株」の詳細を示したPDFにこうあります👇

WHOの共同研究機関が製造。本格的です。

ということで調べると、「WHO共同研究センター」ではインフルウイルスをMDCK（イヌ腎臓細胞）で分離（細胞培養）していることがわかりました🐕
※pdm09とは2009年パンデミックという意味で、いわゆる「豚インフル」のこと

つまり「インフルウイルス」製造には正式にMDCK（イヌ腎臓細胞）が使われているのです🐕💧

他のサイトで販売しているインフルウイルスにもMDCK（イヌ腎臓細胞）の文字は普通に見られます🐕
米ATCCで販売している「インフルウイルス」
米BEIで販売している「インフルウイルス」
欧州EVAで販売している「インフルウイルス」

国立感染症研究所ではこう説明しています。
感染研「インフルウイルス診断マニュアル」

つまり「インフルウイルス」製造にはイヌの腎臓細胞を使うのが業界標準なのです。

ニュースでも

＞イヌの腎臓細胞で増殖させた鳥インフルエンザ（H5N1）のウイルス

鳥インフルがイヌ腎臓で…ってわけがわかりません。
それはさてとき、腎臓はどんな犬のものでもよいのでしょうか？
＞MDCK細胞は1958年にMardinとDarbyにより正常雌成犬（コッカスパニエル）の腎より分離された上皮性の培養細胞である。
MDCK細胞 (生体の科学 39巻5号) | 医書.jp

【コッカスパニエル】（コッカー・スパニエル）
このワンちゃんの腎臓がインフルワクチンの原料です。
※なぜそう決まったのかはわかりませんが、インフルにかかりやすいイヌなのでしょう。しかも腎臓が（謎）

では次の疑問：
イヌの腎臓からどうやって「インフルウイルス」を作るのでしょうか？
欧州の販売サイトEVAの「インフルウイルス株」説明書からほぼわかります。

例：インフルウイルス【スロベニア株】とは
2018/3/25日曜日、スロベニアで「インフル」にかかった76歳男性からツバや鼻水（天然由来w）を綿棒で採り、それを生きたイヌ腎臓細胞に入れたところ、4日後（なぜか）イヌ腎臓細胞が死んでいました。つまり細胞培養ですね
それは「ウイルスが増殖したため」ということで、全体が「インフルウイルス・スロベニア株」となります🧫
これをワクチンの原料・研究用に約40万円で販売しています。

卵に入れると聞いていたウイルス（図２・黄色い液）はインフル（実際は風邪）患者のツバや鼻水とイヌの腎臓細胞の混合物。それを「インフルウイルス」と称して卵に入れていたのです。

作業現場👇

受精卵なので中に生きたひよこがいます（後述）🐣

厚労省によるインフルワクチンの製造説明👇
イヌの件を全然言ってませんよね。やっぱり言いにくいのでしょう

イヌ細胞🐕で「ウイルス」を作る際にはウシ🐮成分、ブタ🐷成分も調合されます。
感染研の資料より👇化学薬品も多数使用

これが「ワクチンの素・原液」で、製品化の際にはさらに水銀やホルマリンを添加。
添付文書（第一三共）

★2010年、ノバルティスから卵培養を省略したストレートな「イヌ腎臓インフルワクチン」が出ていました👇
【新型インフルエンザワクチンに関するお知らせ】

添付文書が〔2010年1月作成（新様式第1版）〕のまま更新されていないところを見ると、この年だけで消えたようです…

やっぱり「イヌ使用ワクチン」ということで敬遠されてしまったのでしょうか？
ていうかH1N1って豚インフル🐖なのに、なぜイヌの腎臓細胞で培養？🐕まいっか

1958年に一部のイヌを犠牲にして作られたというイヌ腎臓細胞MDCK。
その後はそれを培養して使い続けているという説明がよくされるのですが、それだけで足りるのか？という量的な疑問、それに劣化の問題もあります。

やはりこのような話が出て来ます👇

サルの場合もこうなので👇イヌも同じだと思われます。

「ポリオウイルス」はサル腎臓細胞から作るため、サルが大量に必要なのです🐵💦
サルはポリオだけでなく様々なワクチンに使われています。　こちらを参照

ヒト胎児細胞も事情は同じです。

であれば犬も日々犠牲になっていることは容易に想像がつきます。
おそらく一番たくさんの人が打つインフルワクチンに使用されるのですから。

🥚卵について
ワクチンを作る卵は生卵だと思われがちですが、実際は中にひよこが眠る孵化しかけの卵です。

胎児を取り囲む尿液、つまりおしっこで「ウイルス培養」します。
インフルエンザワクチンなぜ卵から？ | ＪＡグループ福岡

たぶん卵の中のひよこちゃんはその後廃棄されますよね…
卵１個から作られるワクチンは１本だそうです。
日本だけでも毎年3000万本程度のインフルワクチンが作られています。ということは…🐣💦

羊水の中にインフルウイルスが増殖してるということなんでしょうが、
【ここで素朴な疑問】
ウイルスって「生きた細胞内でしか増殖しない」んでしたよね？🤔羊水って細胞？まいっか

まとめ
【その年の秋冬に流行るインフルの型の予想】
・WHOが決定、2月に発表（北半球の場合）
・それを日本では厚労省が4月に通達
・製薬会社はそれに合わせて「ウイルス」を購入、ワクチンを製造

【その「ウイルス」の中身】
・「インフル患者」の体液とイヌ腎臓細胞の混合物🐕💦
・それを受精卵に入れて「培養」したというものがワクチン

そもそもインフルウイルスの存在証明はありません。
一体何をやっているのでしょうか。
日本からインフルウイルスが消えた日🎌
もう迷わない！今年のインフルワクチン選び💉

今さらですが「インフルウイルスを売ってるのならそれが存在証明じゃないの？」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
このブログにはウイルスの存在証明とは実物があることだと書いてもいますし。
早い話、その売ってるものを出しても存在証明にはならないということです🙈

※あと考えてみると「インフルウイルス」（呼吸器系）をイヌの「腎臓細胞」で培養って変ですよね🐕💦まいっか

まぁそれを言い始めるとコロナ（呼吸器系）やポリオ（脊髄）、日本脳炎（脳）など何でもサルの腎臓細胞で「培養」してますが🐵💦まいっか

結論：
インフル（ワクチン）も茶番でした🍵

参考１：
インフルウイルスは犬の腎臓細胞でしか作れないわけではなさそうです。
感染研資料👇

サルやヒト胎児…実は何でもよいのです。コッカー・スパニエルでなくてもよいのです。
細工をして細胞が死んだことをウイルスが増えたと言えばいいわけなので😉
それでも「インフルウイルス製造」に犬を使うことにしたのはなぜか？
手に入りやすくて安いから…ひょっとして実は野良犬ではないでしょうか？

参考２：
インフルワクチンの添付文書にあるHAワクチンとは？
これもあまり知られていないことですが、インフルワクチンには弱めたウイルスではなく、そのスパイクタンパクが入っているという設定になっています。
HAとはウイルスのイラストによくある表面のトゲトゲの一種です。

こちらの一番下　⑧【インフルワクチン】　の項でご確認ください。
mRNAとも違う🍊ウイルスの皮入り新型ワクチン🍌 - prettyworldのブログ

★2024/04/27追記
厚労省から日本の2024年秋冬・インフルの流行型4種が発表されています。
2024/04/22発表🌸

こちらも4/22👇
やはりこういうのは春に出るんですね🌸
【2024-25秋冬トレンド】流行ファッション21選｜カラー・おすすめアイテム・コーディネートを徹底解説｜ELLE［エルデジタル］
（どう見ても流行りそうにない服もあります）

今回WHOの新しいお薦め・タイ株を蹴って感染研のお薦め・カリフォルニア株を採ったようです。
（この資料中では一応検討中ですが事実上決定しています）
2 0 2 4 / 2 5 シーズン向け
インフルエンザ H A ワクチンの製造株について

かつWHOがもう必要ないとしているB型山形系統をやはり加えて例年通りの4価にしています。
理由：わが国では 2024/25 シーズンは 4 価ワクチンとするとの方針が出されたため（？）

決定した4種：
A/ビクトリア/4897/2022（IVR-238）👈世界一律/前年度と同じ
A/カリフォルニア/122/2022（SAN-022）👈日本独自/ここ数年では初めて（資料P.9）
B/オーストリア/1359417/2021（BVR-26）👈世界一律/前年度と同じ
B/プーケット/3073/2013（山形系統）👈日本独自/前年度と同じ（「消滅した」とされている）